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Styling Tips

and random beauty gossip.

第90回 夏~秋へ

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平成30年8月22日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 まだまだ暑い日が続きそうですが、夏バテなどなさってはいませんか?美容室にご来店のお客様方を拝見していますと、皆様日焼けをされず、お元気になさっています。思いますに、あまりの暑さに、外出の仕方などを工夫され、涼しい生活をされているからでしょう。日傘等上手にお使いの事とは思いますが、髪は紫外線により、タンパク質が破壊され、毛表皮もダメージを受けますので、今から、髪の栄養補給のためのトリートメントをしっかりして頂きたいですね。そうは言いましても、お盆も過ぎブティック等では秋服等も多く見かける様になりました。そろそろ秋を意識したファッションやヘアスタイル・メイクにチェンジする季節となりました。メイクは夏の疲れを感じさせない、美白・美肌に心がけ、若干、ハイライトをきかせたフェイスカラー等、お使いになるのがお勧めです。ヘアスタイルは、この夏なさっていた、涼しいヘアスタイルから、秋を感じる、服の襟に邪魔にならない、重ため、丸みを帯びたふわゆるウェーブショートヘア等、いかがでしょう。ロングだと、デジタルパーマ等で大きめの深いウェーブで女度を上げて欲しいですね。男性は、やはり、ほんのりパーマ等をかけて、動きを出してセンスアップして頂きたいものです。ヘアカラーは、幾分深みの出るグレージュ系等いかがでしょう。秋は1年で1番おしゃれをしたくなる季節ですね。ご自分のグレードをまずは外観から上げ、内面も成熟していくと良いですね。

 

 

  髪元気にしてますか?髪は弱酸性が元気!

   【デジタルパーマ】髪の状態を改善しながらかけるので、髪がきれいになります。

     【ヘアカラー】 ヘアカラーにより、アルカリ化した髪を、弱酸性に戻しながら染めていくので髪のつやがすごい。髪がしっかりなります。 

   【パーマ】   弱った髪でも、根元にボリームを出すことが出来ます 

第89回 パリコレクションについて

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平成30年8月8日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 今回は私達グループをパリコレクションに送り込んでくれている、前回も少しふれましたプロデューサーについて、伝えたいと思います。彼は、俳優石立鉄男氏の弟、本人も役者をしていました。古い話しではありますが、黒澤明が監督を降りた映画”トラ・トラ・トラ!”の際、出演予定でしたが、それを機に引退し、ファッション業界に入ったそうです。数多くのブランドのファッションショーを担当していたようです。そのおかげがあり、私も、パリ・ミラノ・大阪コレクション等に、ヘア・メイクを担当する事となりました。あるブランドのファッションショーで、オードリーヘップバーンが出演した時があり、彼女は自分の出演の随分前に、舞台のそででスタンバイしていて、彼はショーの事で忙しく、彼女にぶつかってしまったらしいのですが、彼女の方から”ソーリー・ソーリー”と何度も謝られ、恐縮もし、彼女の素敵さに感銘したそうです。彼からは、色んな事を教えられました。パリ・ミラノにいる際には、その場所で生活が出来るという事が大事だとか、”ここに1万円のお金ががあり、一週間で生活しろと言われたらどうする?”と問われて、一万円を7で割って、3で割って、1食いくらで生活すると私は考えるのですが、彼は、”それを一度に全部使い切るという選択肢もあるよ。それで素敵なディナーを過ごし、そこから、たくさんの事を学べ、例えば、そのディナーのマナーを知る事ができる、又は役者になりたかったら、そのシーンの役をこなす事も出来るようになるぞ”と。これからの日本人、日本人らしさを大切にしつつ、柔軟な思考で世界に通用する人となることが必須ですね。

第88回 初めてパリに行った時の事

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平成30年7月24日 ちかちゃん新報掲載記事

 

 暑くてたまらなくなってます。いかがお過ごしでしょうか?夏バテには、まずは睡眠と食事をきちんと摂る事ですね。”食”で思い出すのは、フランスのカットを学ぶために、初めてパリに行った時の事です。どこで食事をしていいのやら、さっぱり分かりません。この時は全国から20名程参りましたので、夕食が組んである事もあり、全員で食事したりもしました。エッフェル塔内のレストランでは、ちゃんとしたディナーでしたが、味がなく、誰かが日本のしょう油を持参しており、皆で回しながらかけて、”美味しいね”と言って頂きました。セーヌ川クルーズの際は、事前にレストランで食事を済ませてからだったのですが、そこでは、一品ずつ運ばれるのを完食しないと、次の料理が出ず、バケツの様な深いブリキの容器に、蒸されたムール貝がたくさん、”これを食べきらないと次のメインディッシュは来ないね”と言いながら、懸命に食べました。周りを見渡すと、フランス人の方々が、ムール貝の殻で貝汁をすくいながら美味しそうに食されてました。いよいよ、食べきった、さあ、メインディッシュと思いきや、このムール貝がメインディッシュで、後は無し、食事は終わりでした。パリコレクションの際は、私達のスタイリストのプロデュースをして下さってる方と、一緒でしたので、美味しい食事にありつく事が多くなりました。オニオンスープは最高で日本に帰ってからも、その味をと調理に励みました。宿泊しているホテルの側にオルセー美術館があり、そこで、オレンジジュースをオーダーしたのですが、発音のアクセントが間違っていて通じず、仕方なくコーラにしました。フランスは、ほぼ日曜日は店舗は定休日で、唯一ルーブル美術館にあるレストランのみ営業だったのですが、ここは口に合いませんでした。地下鉄で30分程出かけて、プロデューサーお勧めレストランの生ガキは、絶品で、”こんなにたくさん食べたのはお前だけだ”と言われてしまいました。このカキは、日本から持ち込まれ、ドーバー海峡で養殖された物らしいです。イギリス・ロンドンに撮影の際立ち寄った時は、スーパーで日本の冷凍寿司を買って食べたのですが、ご飯がポロポロで、イギリス人は、この寿司を日本の美味しい物として食してるのかと思うと、唖然としてしまいました。ミラノコレクションのため、イタリア・ミラノに行った際は、ワインもパンも、生ハムも最高でした。イタリア料理は、魚を使ったしょう油みたいな物を調味料として使うので、日本人の口に合いやすい様です。ホテルの近くに中華料理のレストランがあったので行きましたが、餃子をフォークとナイフで食べているイタリア人には、おかしさで吹き出しそうになりました。パリのホテルのすぐ側にイギリス式バーがあり、皆で食後過ごしたりするのですが、ビールを頼むためにカウンターに行き、料金と引き換えに頂く。その上部2割が泡。なめらかでアイスクリームみたい。下の8割は黒ビール、そのキルキニを周りのフランス人は、2時間位おしゃべりをしながら飲んでいる。ビールは完璧ぬるくなっているはず。美味しいのかと頭をかしげたくなるのだが、おしゃべりが美味しいみたいです。その時に、プロデューサーに頼んでもらったカルアミルクは、今は私の思い出のカクテルとなりました。以上、私の食事のこぼれ話です。